ジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)は、非営利の環境評価機関CDPによる年次評価「CDP 2025」で、気候変動分野の最高評価に当たる「Aリスト企業」に選定されました。選定は参加企業のうち約4%にとどまるとしています。

同社は選定理由について、サステナビリティ情報の開示透明性と環境対応の実行力が評価されたと説明しています。CDPの認定要件には、1.5℃目標と整合する移行計画や検証済みの排出量データ、バリューチェーン全体での取り組み、リスク管理体制などが挙げられ、同社はスコープ3(調達・物流・使用など上流下流を含む間接排出)管理を含む複数項目で「A」評価を得たとしています。

取り組みの方向性としては「電化」「高効率化」「デジタル化」を掲げ、顧客事例を提示しました。ドイツの病院では地下200メートルの地熱活用でエネルギーコストを約30%削減し需要の80%を賄ったといい、米国アラバマ州の小児病院では高効率チラーとヒートポンプで70万ドル超を削減、さらにAIプラットフォーム「OpenBlue」で年約17万ドルの追加削減につながったとしています。

今後は、開示要件の高度化やサプライチェーン全体での排出削減が一層求められる見通しで、同社の評価維持には実績の継続的な積み上げが焦点になりそうです。

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