岡山大学は2025年12月、米子工業高等専門学校(12月2日)、鳥取大学・鳥取キャンパス(12月3日)、徳島大学・常三島地区(12月18日)で、核磁気共鳴装置(NMR装置)からヘリウムガスを回収する「フェーズ1」を開始しました。各機関には事前に回収用圧縮機1台と回収用ガスバッグ10個を納品しています。
実施は「中四国・播磨ヘリウムリサイクル事業ネットワーク(中四国・播磨HeReNet)」の連携機関として行い、岡山大学の研究機器共用体制・整備等強化促進に関するタスクフォース(チーム共用)と各機関の技術職員らが対応しました。指導助言は大阪大学大学院理学研究科の稲角直也氏が担いました。
当日はNMR装置とガスバッグをホースで接続し、圧縮機の試運転後にガスバッグへの回収を開始、満タン後はガスバッグを付け替えて運用しました。回収したガスは2026年春頃に岡山大学へ運搬し、将来的に各機関職員がガスボンベへの圧縮回収も担える体制を目標に、フェーズ2以降へ移行します。
取り組みは液体ヘリウムの安定供給を通じた研究力向上を狙い、回収分の一部液化・供給(フェーズ2)、ほぼ全量液化・供給(フェーズ3)を順次実施して本格運用へ進む計画です。2026年度末には新ヘリウム液化装置と周辺設備へ更新し、液化能力は既存比で約2倍となる見通しです。
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