いのち会議事務局と大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)は2026年1月24日、大阪府吹田市を拠点に、「いのち宣言」をつなぐ「103のアクション」の第51回として、公共図書館と地元の歴史的公共スペースが連携し、地域の物語や体験をデジタル保存・共有する取り組みを示しました。アクションプランは計103件です。

狙いは、超高齢社会で公共図書館を「第3の場」(家庭・職場以外の居場所)かつ地域の記憶のアーカイブとして機能させ、多世代の対話と結びつきを強めることです。地域の歴史的空間の例としては、大阪市内に残る歴史的な銭湯などを挙げ、地域住民の語りや体験を収集してデジタルアーカイブ化し、図書館で保存・公開する構想です。

具体策として、定期ワークショップの開催、学校・教育機関と連携した学生参加型プログラムの開発、地域の祭りやイベントでの進捗共有、「みまもりあいプロジェクト」などを活用したインタラクティブな設計を想定します。海外事例としてニュー ヨーク公共図書館(NYPL)では、コミュニティ・オーラルヒストリープロジェクトで個人の物語を1,250件以上収集した実績があるといいます。

2025年10月11日には大阪・関西万博会場内で「いのち宣言」と「アクションプラン集」を発表しており、今後は図書館と歴史的公共スペースの連携を深めながら、地域の記憶の継承と世代間対話の増加がどこまで地域の一体感につながるかが焦点になります。

【関連リンク】
参考:みまもりあいプロジェクト https://mimamoriai.net
参考:OHMA, For the Community be the Community: The NYPL Community Oral History Project https://oralhistory.columbia.edu/blog-posts/people/for-the-community-by-the-community-the-nypl-community-oral-history-project
参考:The New York Public Library, Community Oral Project https://wayback.archive-it.org/14173/20200910171016/http://oralhistory.nypl.org
公式HP https://inochi-forum.org

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