ロボットで生産した米粉「雷粉(らいこ)」が、東京都港区の老舗料亭「赤坂とだ」で採用された。製造は株式会社テムザック、販売は2025年10月設立のineRoboが担い、赤坂とだでは雷粉を使ったメニューの試作と提供を進める。

雷粉は、テムザックが宮崎県延岡市の水田で「雷鳥」シリーズのロボット群を活用して生産した米を原料にした米粉だ。小型・低コストで遠隔操作できるロボットを前提とすることで、中山間地域に多い小規模で分散した圃場でも稲作を継続しやすくする狙いがある。

背景には、農業従事者の高齢化や後継者不足により、大型機械への投資が難しい地域が増えている現状がある。ineRoboはEC販売に加え、法人向けの業務用提案(BtoB)を強化し、飲食事業者の採用を通じて販路拡大を図る。

今後は今回の取引を起点に、業務用米粉の安定供給とレシピ提案で利用シーンを広げる方針だ。SNSやブログを通じた情報発信も強め、消費者との双方向コミュニケーションを増やしていくとしている。

【店舗情報】
店舗名: 赤坂とだ
予約URL: https://res-reserve.com/ja/restaurants/akasaka-toda
提供内容: 雷粉を用いた品々(季節の食材によって変わります)

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