ミネベアミツミの連結子会社ミネベアパワーデバイスとサンケン電気は2026年1月27日、民生・産業向けインテリジェントパワーモジュール(IPM)で、後工程の生産協業と共同製品開発の技術提携に合意し、協業を開始しました。後工程の生産ラインはミネベアパワーデバイス原町工場(福島県南相馬市)内に新設し、2027年度の量産開始を目標にします。

両社は生産拠点・設備を相互活用して後工程の協力体制を構築し、前工程のチップと後工程のパッケージ技術・知見を持ち寄って共同開発を進めます。IPMはパワー半導体と制御回路を一体化したモジュールで、エアコンや洗濯機、冷蔵庫などの民生機器や産業機器の省エネ化に用いられます。

背景には、脱炭素に向けた需要拡大でパワーモジュール市場の競争が激化し、開発期間の短縮と安定供給が求められていることがあります。協業により投資効率の最大化、需要変動による生産リスクの低減、開発期間短縮と国際競争力の強化を狙います。ミネベアパワーデバイスは2024年5月にミネベアミツミグループに参画し、同社の資本金は682億5800万円です。

今後は両社で具体的協議を進め、高品質かつコスト競争力のあるIPMを迅速に市場投入し、安定供給できる体制の構築を目指します。サンケン電気は協業推進を2024年中期経営計画の重要施策に位置付けています。

【店舗情報】
生産ライン新設先:ミネベアパワーデバイス 原町工場(福島県南相馬市)内
公式HP:https://www.minebeamitsumi.com

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