京都大学大学院情報学研究科物理統計学分野と愛知県蒲郡市は、2026年1月29日3時30分に、蒲郡市役所屋上でGNSS(測位衛星)受信機によるGNSS測位と電離圏シグナルの連続観測を開始しました。受信機の設置日は1月26日です。

目的は、将来発生が確実視される南海トラフ地震に備え、事前防災の判断材料となる解析結果を得て関係者と共有することです。蒲郡市は令和7年度から京都大学と共同研究を進めています。

観測は、ハイエンドGNSS受信機で、みちびきやGPSなど複数の測位衛星を同時に捉えます。取得データは京都大学が開発する準リアルタイムシステムに組み入れ、地殻変動の把握に加え、電離圏(電波の通り道となる上空の層)の変化も継続的に解析します。

今後は、解析結果の共有を進めるとともに、東三河地域の近隣自治体への展開も検討します。市の危機管理課と協議し、地域住民にも分かりやすく伝える方法を整えながら、南海トラフ観測網の充実を図る方針です。

【関連リンク】
詳細URL: https://chaos.amp.i.kyoto-u.ac.jp/gamagoori-gnss-r80126

Share.