株式会社クアンド(福岡県北九州市)は2026年1月30日、国土交通省の枠組みに準拠した「リモート建築確認検査」(リモートB)の遠隔運用事例を公開しました。ハウスプラス住宅保証株式会社が遠隔支援ツール「SynQ Remote」を採用し、福岡など複数エリアで本格運用しており、対面同等の検査時間は30分程度を目安にしています。

リモートBは、現地に立会者と補助員(撮影担当)を置き、遠隔側の有資格検査員が映像を見て法適合性を判断する方式です。SynQ Remoteはスマートフォンで接続し、ポインタ機能などで検査員と現地が視点を共有でき、現場での確認箇所を即時に指示できます。

背景には、検査員の高齢化や人材不足、遠隔地移動の負担が全国展開のボトルネックになっている点があります。従来は移動を含め2日で1〜2件が限界となるケースがあった一方、運用設計次第ではリモートで半日2〜3件を実施できる日もあるとしており、ハウスプラス住宅保証の年間建築確認検査件数は約1万5,000件に上ります。

今後は、現地を補助員のみとし、遠隔側に有資格検査員と立会者が参加する「リモートC」も視野に、協力事業者と実証的な検討を進める方針です。鍵管理や無人現場時の責任整理などの論点を段階的に検討するとしています。

【関連リンク】
国土交通省(リモート検査の推進):https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_fr_000149.html
導入事例はこちら:https://www.houseplus.co.jp/hpj
製品紹介(SynQ):https://www.synq-platform.com
企業HP(クアンド):https://www.quando.jp

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