旭松食品(大阪市)は2026年3月から、トヨタ自動車が普及を進める高オレイン酸大豆を原料にした新世代の高野豆腐製品を発売する。従来は製造から6か月だった賞味期限を1年に延ばし、フードロス削減につなげる。発表は2026年1月30日9時03分だった。

高野豆腐は脂質が30%程度含まれ、保存中の酸化が品質劣化の要因になりやすい。高オレイン酸大豆は酸化されにくいオレイン酸を多く含むため、従来必要だったガスバリア性包材や脱酸素剤に頼らずに品質保持と期限延長が可能になるとしている。酸化の指標である過酸化物価は管理値30(POV30)を超えない水準を満たす旨も示した。

原料となる高オレイン酸大豆は、トヨタ自動車が2012年に栽培技術研究に着手し、2019年から佐賀大学・九州大学と共同開発を進めた。2020年に「国産大豆応援プロジェクト」を立ち上げ、開発・生産・販売を一体でつなぐ取り組みを進めてきた。旭松食品はこれに賛同し商品化に至った。

旭松食品は今後も新たな商品開発を進めるとしており、学校給食などの業務用メニュー開発や、粉豆腐・おからパウダーを活用した食品開発用途での広がりが焦点となる。

【商品情報】
発売予定(2026年3月より): 業務用 500g/粉豆腐 160g/小さな新あさひ豆腐 粉末調味料付/なめらかおからパウダー 120g
関連: HAPPY AGRI®(トヨタ)詳細URL https://www.toyota.co.jp/jpn/happyagri/noushoku

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