小林住宅と創建は2025年12月14日から、温度・音・換気・光の4要因など住宅環境の違いが睡眠の質に与える影響を確かめる実証実験「究極の睡パ住宅」を始めます。住宅性能のみ異なる実験棟2棟を用意し、睡眠に悩みを持つ男女20名が各住宅に2〜3泊して比較します。

実験は立地・間取り・インテリアを同一条件にそろえ、睡眠計測デバイス「InSomnograf(インソムノグラフ)」で脳波などを測定します。加えてアンケート、心拍変動、室内の温度・湿度・照度・CO2濃度も同時に記録し、冬季と夏季の計2回実施して解析します。

背景には、日本人の平均睡眠時間が7時間22分で、OECD加盟国平均の8時間18分を下回る状況があります。睡眠不足による経済的損失は約15兆円ともされ、休養が十分とれていない人の割合は20.6〜22.3%で、「健康日本21」の目標値15%との差も課題です。

冬季・夏季のデータを比較した結果は2026年10月に報告予定で、得られた知見をもとに睡眠パフォーマンスを高める住宅開発につなげる方針です。スリープテック市場は2027年に160億円規模が見込まれ、住宅分野でも科学的根拠に基づく設計競争が進む可能性があります。

【関連リンク】
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS):https://wpi-iiis.tsukuba.ac.jp/japanese
株式会社S’UIMIN:https://www.suimin.co.jp
小林住宅・創建(創建 公式HP):http://www.k-skn.com

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