三菱UFJ信託銀行は2月2日、企業年金や退職給付の最新動向をまとめた「三菱UFJトータルリワードレポート(旧三菱UFJ年金情報)2月号」を自社ホームページで公開しました。2024年4月〜2025年3月に決算を迎えた上場企業2,793社を対象に、年金資産と退職給付債務の関係などを集計しています。

集計では、年金資産/退職給付債務でみた積立比率の合計値が102.5%となり、前年度の98.3%から4.2ポイント上昇しました。退職給付債務の算定に用いる割引率の平均は1.41%で、前年度平均0.92%を上回っています。

また、数理計算上の差異(予測と実績のずれ)の合計は利益1.4兆円とし、内訳として退職給付債務からの利益が2.2兆円と示しました。確定拠出年金(DC)では、確定拠出年金法25周年に触れ、企業型DC加入者数が862万人、被用者に占めるカバー率が18%と説明しています。

同レポートは「企業年金の見える化」や目標管理(MBO)の運用課題も扱い、受け手や利用目的に応じた情報整理と、継続的な点検・見直しが重要だとしています。今後は、制度運用の透明性向上とともに、企業側の説明・開示の質が問われそうです。

【関連リンク】
全文URL:https://www.tr.mufg.jp/houjin/jutaku/nenkinjoho/pdf/mutb_202602.pdf?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=prtimes

Share.