ダイサン(大阪市)は2026年2月2日、足場の安全衛生情報をBIM(3次元モデル)上で見られる「仮設8D BIM」特設サイトを開設し、枠組足場と手すり先行システム足場(くさび緊結式)の「安全衛生情報デジタルパッケージ」の提供を始めました。枠組足場は全128項目、手すり先行システム足場は全208項目を用意します。

同社は一般社団法人仮設工業会、DX時代のレジリエンス能力向上対策検討委員会と連携し、BIMに「安全(Safety)」の概念を加える「8D BIM」を掲げます。建設現場でBIM活用が進む一方、BIMモデル上に付与すべき安全情報の標準モデルが不足していたことが背景です。

サイトでは、足場の部位ごとの想定リスクと対応する法令・基準などを体系化し、3Dイメージ上のピン(タグ)から該当箇所の法令、災害事例などの詳細を参照できます。情報カテゴリーはLOD(詳細図)や仕様、法令、強度計算、組立・解体手順、災害事例、ヒヤリハット事例、グッジョブ事例の8つです。枠組足場は16のリスクポイント、手すり先行システム足場は26のリスクポイントを設定しています。

今後は、このデジタルパッケージを基盤に、仮設工業会のアプリ「KATETOS(カテトス)」とのデータ連携や、XRを用いた安全教育、遠隔安全パトロールなどへの拡張を検討します。利用条件として、個人の学習・検証などは無料ですが、法人での利用や業務への組み込み、商用利用は問い合わせが必要です。

【関連リンク】
特設サイトURL: https://kasetsu-digital.com
仮設工業会HP: https://www.kasetsu.or.jp
会社HP(ダイサン): https://www.daisan-g.co.jp
会社HP(ダイサン デジタル事業部): https://daisan-digital.com

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