医療法人社団尽誠会 新栄町歯科医院(理事院長:佐久間先生)は、新心会グループへの参画を明らかにした。調印式は2025年12月24日に実施した。地方で後継者が確保できず医院継続が難しくなる中、患者とスタッフ、地域医療を維持する選択としてグループインを決めたという。
佐久間先生によると、継承先の探索は約10年に及んだ一方、地方では勤務医の確保も難しく、大学からの歯科医師派遣にも限界があることが背景にある。仲介担当者を介して新心会と出会い、面談を重ねた上で参画に至った。参画後は経営や事務を法人側に任せ、診療と教育に注力する方針だ。
取り組みの柱に、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いた精密診療の技術共有を挙げる。日本国内でマイクロスコープ精密診療を一貫して行う歯科医師は約1%とされ、希少な技術の標準化が課題だという。新心会は新潟エリアに3拠点(長岡院・新潟院・胎内院)を持ち、症例共有や勉強会をオンラインも活用して進める構想で、週1回ほど各地を回って直接指導に関わる可能性にも言及した。
今後は、新潟エリアで診療の質を均一に底上げし、教育・人材育成の仕組みを強化することで、地域でも高水準の歯科医療を継続できる体制づくりを目指す。グループとして「地方医療を終わらせない」モデルの発信が進むかが注目される。
【関連リンク】
詳細URL:https://mabp.co.jp/story/26978
公式HP:https://shinshinkai-saiyou.com
