エルゼビア・ジャパンは2026年1月26日、研究のためのAI支援型ワークスペース「LeapSpace」の提供を始めました。研究者のうち既存ツールを「信頼している」と答えた割合は22%にとどまり、一方で「AIは重大なエラーを引き起こす可能性がある」との回答は86%に上ります。こうした不信感とリスク認識を背景に、査読済み科学コンテンツに基づく研究環境を前面に出しました。
LeapSpaceは、査読済み学術論文全文・書籍1,800万件以上と、抄録データベースのScopus(出版社7,000社以上、レコード1億件超)などを基盤に、複数のAIモデルを使うマルチモデルAIで支援します。回答にはクリック可能な参照元リンクを付け、生成プロセスの可視化や「トラストカード」で根拠を追跡できる設計です。
汎用AIツールでは、学術的に裏付けられない情報が混ざることや、どの資料に基づいて答えが出たかが分かりにくいという課題が指摘されています。LeapSpaceは、公開モデル学習への不使用を明記し、保護された環境での保存などエンタープライズレベルのプライバシー・セキュリティを組み合わせ、大学・研究機関や企業R&Dの協働を想定します。
現時点では機関向けに提供しており、2026年2月には個人の研究者および学生向けにも提供開始予定です。今後数カ月で参画出版社の拡大が見込まれ、対応範囲の広がりが焦点になります。
【イベント情報】
大学・研究機関向けWebinar『研究のためのAI ワークスペース、LeapSpaceのご紹介』 日時:2026年1月29日(木)16:00-16:50(Q&A含む) 開催:Zoom
申込URL:https://elsevier.zoom.us/webinar/register/8617688021110/WN_B3xe1PraQ4-H3TxN6U41mQ#/registration
企業向けWebinar『AI搭載『LeapSpace』で変わる学術情報収集』 日時:2026年3月5日(木)11:00-12:00(Q&A含む) 開催:Microsoft Teams
申込URL:https://events.teams.microsoft.com/event/f656cfd4-5a68-41ba-aa51-0f1974d5db51@9274ee3f-9425-4109-a27f-9fb15c10675d
製品詳細URL:https://www.elsevier.com/products/leapspace/introducing-research-grade-a
