出光興産は2月3日、リチウムイオン電池向け天然グラファイト系負極材の供給網構築に向け、Graphinex Pty Ltd、丸紅、NSCと日豪間で協業契約を結びました。参画は4社、協業先は3社です。豪州クイーンズランド州の高品位グラファイト資源を活用します。

狙いは、日本の電池産業が抱える天然グラファイト調達の海外依存によるリスクを下げ、アジア地域の電池材料サプライチェーン(供給網)を強靭化することです。負極材は電池のマイナス極に使う材料で、EVや再生可能エネルギー向け蓄電需要の拡大に伴い重要性が増しています。

4社は、グラフィネックスが保有する資源を起点に、資源開発から負極材の製造・市場供給までを一貫させた新たな供給網を目指します。出光興産は豪州で45年にわたり石炭鉱山を操業してきた事業基盤も踏まえ、製造拠点候補地の検討など事業化に向けた協議を進めます。

今後は、日豪間での具体的な拠点計画や供給体制の設計が焦点となります。協議の進展次第で、調達安定化と供給網の多様化に向けた動きが加速する可能性があります。

【関連リンク】
Graphinex Pty Ltd 公式HP:https://www.graphinex.com.au
丸紅 公式HP:https://www.marubeni.com/jp
NSC 公式HP:https://nsc-net.co.jp

PRTIMES

Share.