岡山大学は2026年2月5日、大学院環境生命自然科学研究科の大蘆彩夏大学院生が「第16回(令和7(2025)年度)日本学術振興会育志賞」を受賞したと発表しました。授賞式は令和8年3月3日に行われる予定です。

育志賞は、将来の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士課程学生を顕彰し、研究意欲の向上と若手研究者の養成を目的とする制度です。対象は人文学・社会科学・自然科学の全分野で、受賞者には賞状と賞牌に加え、副賞として学業奨励金が贈られます。

大蘆さんは、アホロートル(通称:ウーパールーパー)を用いて皮膚のコラーゲン形成過程を解析し、表皮細胞によるコラーゲン形成を証明しました。従来、皮膚コラーゲンは線維芽細胞が形成するという定説が傍証的な観察を根拠としてきた一方、同研究では皮膚の加齢変化も各種指標で評価し、定量的に評価できる基盤を整えたとしています。

岡山大学は本成果が皮膚科学におけるコラーゲン研究の見直しにつながる可能性があると位置づけています。今後は、知見の再現性検証や他の生物種・条件での検討が進めば、加齢変化の理解や関連研究の発展に影響を与えることが見込まれます。

【関連リンク】
日本学術振興会 育志賞:https://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/index.html
岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域 器官再構築:https://organregeneration.jimdofree.com
岡山大学公式(掲載元):https://www.okayama-u.ac.jp

PRTIMES

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