LINEヤフーは2月5日、水資源保全を目的に、西白河地方森林組合と福岡県広域森林組合と森林整備の協定を結び、白河・北九州データセンターの流域で水源涵養に向けた整備を10年間行う計画を示しました。同社として水源涵養を目的とした取り組みは初めてです。

対象は福島県の阿武隈川水系上流域(西郷地区)と、福岡県の遠賀川水系上流域(嘉麻地区・宮若地区)です。2026年春から段階的に開始し、福島では20ヘクタール以上で間伐を中心に実施、福岡では40ヘクタール以上で再造林を中心に進めます。LINEヤフーが整備費を支援し、森林組合が実施、技術面は八千代エンジニヤリングが支援します。

10年目の単年効果として、想定水源涵養量は福島が年間約10万立方メートル(約1億リットル)、福岡が年間約9.4万立方メートル(約0.94億リットル)としています。数値は降水量や蒸発散量、地質条件を踏まえた水収支解析で算定し、福島では間伐材の有効活用、福岡では若木の鹿による食害対策も含めます。

同社はデータセンターでグループの水使用量の半分以上を使うとし、節水・効率化に加えて流域全体の水循環の健全性向上を目指します。今後は整備の進捗に応じて涵養機能の向上を見込み、気候変動下で高まる水リスクへの備えを強める方針です。

【関連リンク】
サステナビリティに関する情報(公式HP):https://www.lycorp.co.jp/ja/sustainability

PRTIMES

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