日本酒造組合中央会は2月6日、財務省の貿易統計に基づく2025年(1~12月)の日本酒輸出実績を公表しました。輸出総額は約459億円(前年比約106%)、輸出量は約3.35万キロリットル(同約108%)で、ともに前年を上回りました。輸出先は81カ国で過去最高です。

国別では、中国が輸出金額約133億円(前年比約114%)で首位となり、数量も約6,660キロリットル(同約125%)でした。米国は数量約7,720キロリットルで首位を維持した一方、金額は約111億円(いずれも同約97%)と前年割れでした。韓国は金額約44億円(同約117%)、数量約5,483キロリットル(同約112%)で過去最高を更新しました。上位3カ国(中国、米国、香港)で輸出金額の約64%を占めます。

平均輸出単価は2015年の771円/リットルから2025年は1,368円/リットルへ上昇し、約1.8倍となりました。中国向け単価は1,998円/リットルで前年からわずかに低下しましたが、高価格帯の浸透が全体の単価を押し上げた形です。外部環境として追加関税などの影響が指摘される中でも、輸出金額・数量が増加したとしています。

同会は今後、輸出先の多角化を進めつつ、主要国際空港での「國酒キャンペーン」拡充や、料飲店・酒販店向けツール整備、酒蔵観光の推進を進める方針です。訪日外国人は2025年に約4,200万人、消費額は約9.5兆円(いずれも過去最高)としており、インバウンド消費を輸出拡大にも波及させる取り組みが焦点になります。

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PRTIMES

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