広島市の菩提樹は2月6日、工芸プロジェクト「はなへんろ」によるウェルカムボード制作が最終工程に入ったと明らかにしました。仕上がりの進捗は約8割で、店舗や民間施設などの空間に設置する想定です。

制作は、広島の金仏壇の伝統技術を起点に、神楽衣装の金糸刺繍、大竹の手漉き和紙、黒漆、手打ち金具を組み合わせて進めています。最終工程では、光の入り方によって見え方が変わる素材の表情を確認しながら、色味や質感のバランスを細部まで調整しています。

狙いは、来訪者を迎え入れ空間の空気を整える「迎えの文化」を工芸としてかたちにし、地域に受け継がれる技術を現代の空間へ接続することです。通常は交わりにくい複数技術を、「迎える」という用途で統合した点が特徴だとしています。

菩提樹は1990年7月設立で、完成後は国内外の空間での設置や展示も視野に入れ、工芸が日常の中で息づく可能性を探るとしています。

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公式HP:https://www.hirosimabodaiju.com

PRTIMES

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