歯周病治療器「ブルーラジカル P-01」と患者行動変容アプリ「ペリミル」を核にした産学官連携の取り組みが、2026年2月10日、第8回 日本オープンイノベーション大賞で「厚生労働大臣賞」を受賞しました。Luke(宮城県仙台市)と東北大学大学院 歯学研究科の菅野太郎教授らが進めてきたものです。

評価されたのは、研究開発から製品化、全国の歯科医院への導入、重度歯周病患者のマネジメントまでを両者の連携で一気通貫に実装し、重度歯周病患者の減少に資する流れを作った点です。日本国内の重度歯周病患者は1,100万人、全世界では約10億人とされます。

ブルーラジカル P-01は2024年3月に上市し、歯周ポケット底部のバイオフィルム(細菌の膜状集合体)に対し、超音波振動の金属スケーラーチップと青色レーザー、過酸化水素反応で生じるヒドロキシルラジカルを組み合わせた「ラジカル殺菌」を行います。導入は47都道府県の622歯科医院に広がり、2026年1月22日時点で導入待ちは約250医院です。治療後はアプリが口腔内状態の可視化やメッセージ配信などでブラッシング習慣の定着を支援します。

今後は国内普及を加速し、米国・欧州・アジアを中心に制度や規制に対応した開発と承認取得を進める方針です。加えて、犬や猫など伴侶動物の歯周病治療への応用も視野に入れるとしています。

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公式HP https://luke-br.com

PRTIMES

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