株式会社Yuimediは2026年2月12日、MEDIS標準病名マスター全27,564件について、ICD-10を介してOMOP CDMの標準コンセプトへ機械的にマッピングできるかを検証し、到達率99.2%、変換不能約0.8%だったと明らかにしました。成果は学術論文として『医療情報学』45巻6号に掲載されました。

日本では医療用語やコード体系の違いから、医療データを国際標準に基づいて研究利用する際に変換の手間や再現性が課題になりやすい状況です。OMOP CDMは観察研究などで使われる共通データモデルで、国際共同研究に向けた形式の統一に用いられます。

同社はOHDSIが管理するボキャブラリデータを使い、MEDIS収載の傷病名をICD-10コード経由でマッピングしました。変換不能の要因は主に、補助数字付きICD-10コード、補助アルファベット付きICD-10コード、ICD-10コード未付与といった国内独自の拡張表現や付与構造に分類したとしています。

同社は今回の知見を基に、RWD(リアルワールドデータ)標準化とOMOP変換の透明性・再現性向上を継続し、日本の医療データの国際的な利活用環境整備に技術面で貢献するとしています。今後、OHDSI JapanのWebカンファレンスで論文内容を解説する予定です。

【イベント情報】
OHDSI Japan Webカンファレンス(4月開催予定のイブニングカンファレンス)で本論文内容を解説、参加費無料
コミュニティ参加登録URL: https://odjpn.doorkeeper.jp
オンライン・ジャーナル: https://www.jami.jp/document/online-journal
Yuimedi OMOPページ: https://yuimedi.com/omop
関連リンク: https://yuimedi.com/news

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