大阪府岸和田市の岸和田市社会福祉協議会は、大阪府営岸和田春木住宅の空き室2室を「目的外使用」で借り上げ、DV被害者や貯蓄のない困窮者向けの緊急シェルターとして活用する事業が「第3回 LIFULL HOME’S基金」に採択された。設備投資に充てる助成金は70万円で、事業期間は2026年2月〜6月末を予定する。
同会は既存の緊急シェルターで年間延べ約300泊の提供実績がある一方、需要超過で受け入れが難しい状況が続いていた。今回の取り組みでは、公営住宅を本来用途以外で使える「目的外使用」制度を活用し、空き室を緊急避難先として確保する。
公営住宅の空き室は風呂釜やエアコン、照明などが不足し、確保できてもすぐに入居しにくい課題がある。そこで助成金を使いエアコンや家電などを整備し、社協が就労支援や家計管理支援などの伴走支援も提供して、退所後の生活再建につなげる。
事業期間終了後も継続運用を見込み、未活用の公共ストックに民間資金を組み合わせて「即入居可能」な住まいを確保するモデルとして定着するかが焦点となる。
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詳細URL: https://np-foundation.or.jp/information/000342.html
PRTIMES
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【地域資産の再生】「空室」を「セーフティネット」へ。岸和田市社協、大阪府営住宅の「目的外使用」スキームで第3回「LIFULL HOME'S基金」採択
