新潮社(東京都新宿区)は2026年2月18日、慶應義塾大学法学部教授の細谷雄一による新刊『危機の三十年:冷戦後秩序はなぜ崩壊したか』(新潮選書)を発売します。本体定価は1,925円(税込)、ISBNは978-4-10-603942-3です。

同書は、ソ連解体からロシアによるウクライナ侵攻に至る約30年を対象に、冷戦後秩序が崩れていった過程を章立てで追います。E・H・カーの『危機の二十年』を下敷きに、「ユートピア主義(理想)」と「リアリズム(力の政治)」の相克という視点から、戦争拡大の要因を整理します。

背景には、冷戦終結後に平和が定着する見通しが外れ、1930年代に似た「危機」の状況があるとの問題意識があります。NATO東方拡大や米国の対外姿勢、ロシアの行動などを扱い、ウクライナ戦争が第三次世界大戦へ発展するのを防ぐための考え方を提示するとしています。

今後は、国際秩序の再設計や戦争抑止をめぐる議論が続く中で、一般読者向けに整理された検証書として、国際政治への理解を深める材料になるかが注目されます。

【商品情報】
商品名:危機の三十年:冷戦後秩序はなぜ崩壊したか(新潮選書)
著者:細谷雄一
価格:1,925円(税込)
ISBN:978-4-10-603942-3
詳細URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/603942

PRTIMES

Share.