トヨタ・モビリティ基金と三井不動産は2026年2月7日・8日、日本橋エリアで視覚障がい者向け歩行支援ツールの実証実験を行いました。参加企業は6社で、視覚障がい当事者11人が実際に街を歩き、使い勝手や課題を評価しました。検証ポイントは日本橋室町三井タワー周辺や地下通路など7カ所です。
都心のビル群や屋内空間では、GPSだけでは位置を特定しにくく、進行方向のずれや曲がる位置の誤認識が起きやすい点が課題です。2025年の前回検証でも測位に関する課題が多く確認され、今回も実利用シーンでの有効性と改善点を絞り込みました。
評価したのは、AI画像認識やVPS(カメラ画像から位置を推定する技術)、LiDAR SLAM(センサーで周囲形状を測り自己位置を推定)などを使うツールです。例として、アプリ「アイナビ」は累計3万4,000件のダウンロード、靴装着型デバイス「Ashirase」は国内出荷700台以上、案内サービス「shikAI」は導入15駅、誘導マット「歩導くんガイドウェイ」は全国1,200カ所以上の実績があります。
今後は当事者のフィードバックをもとにUI改善や測位精度向上を進め、画像認識と各種センサーなど複数技術の組み合わせで案内精度の向上を図るとしています。日本橋での知見を起点に、街中での社会実装を加速させる方針です。
【イベント情報】
実施日程:2026年2月7日(土)・8日(日)
場所:日本橋エリア
主催:一般財団法人トヨタ・モビリティ基金
詳細URL:https://www.mitsuifudosan.co.jp/letter/260218
アイナビHP:https://www.eyenavi.jp
PRTIMES
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日本橋を舞台に視覚障がい者用歩行支援ツールの実証実験を実施
