ソフトウェア開発のセック(東京都世田谷区)は2月18日、JAXA宇宙探査イノベーションハブが進める共同研究「Moon to Mars Innovation」の第13回研究提案募集で、慶應義塾大学などと共同提案したテーマが共同研究先として採択内定したと発表しました。研究期間は3年間です。
対象は「次世代月面ロジスティクスに資する積載能力強化型物流ローバの研究開発」で、3年間で地上走行可能な試験モデルを開発し、デモンストレーションを行う計画です。研究課題は①ハードウェア設計・制作・試験②故障予測と診断技術③自律移動技術④オープンプラットフォーム化とコミュニティ形成の4点です。
背景には、従来のローバが本体質量の約10%程度の積載量を想定して設計されてきた一方、月面での本格活動ではより多くの物資を運べる輸送手段が必要とされていることがあります。セックは②にあたる故障予測と診断技術を担当し、スタック現象や電源系トラブルなどをサブシステム単位に分割して予測する手法の開発に取り組みます。
今後は、本体質量を超えるペイロード搭載を目指す「積載能力強化型物流ローバ(EPaC Rover)」の実現に向け、宇宙仕様化に必要な技術ギャップの整理や宇宙実証計画、地上への技術転用可能性の具体化が焦点になります。
【関連リンク】
Moon to Mars Innovation(JAXA宇宙探査イノベーションハブ)紹介: https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/introduction/index.html
第13回研究提案募集(RFP)採択内定結果(JAXA): https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/topics/RFP_announcement13.html
セック 公式HP: https://www.sec.co.jp
問い合わせフォーム: https://www.sec.co.jp/ja/contact/contact.html
