こども家庭庁は、こどもの自殺対策の一環として、高校生が友人の「心のSOS」に気づいた際の関わり方を学ぶワークショップを北海道札幌市内の高校3校で実施しました。令和7年の小中高生の自殺者数(暫定値)は532人で過去最多です。

会場は北海道札幌厚別高校、北海道札幌北高校(定時制課程)、東海大学付属札幌高校です。受託者のみずほリサーチ&テクノロジーズと連携し、NPO法人Light Ring.とNPO法人第3の家族が講師を務めました。札幌市内の高校生が対象で、道内では初の試みとしています。

内容は講義に加え、共同企画のカードゲームを使ったグループワークを実施しました。悩み役・サポーター役・観察役に分かれ、「遊びに誘う」「話を聞く」など12種類の対応策カードを用いて、声のかけ方や距離感を検討します。振り返りでは、学校の先生や地域の相談窓口をまとめた「味方になってくれる大人リスト」(セルフケア方法も掲載)を配布し、相談先を具体化しました。方針や内容は有識者検討会の委員・アドバイザーと協議して決めたとしています。

札幌市では19歳以下の自殺死亡者数・自殺死亡率が政令指定都市の中でも比較的高水準とされ、背景には学校問題などがあるといいます。2月23日には、こどもの自殺対策に関心の高い大人向けの講演会を札幌市内で予定しており、社会全体での取り組みを広げる考えです。

【イベント情報】
開催日時:令和7年12月2日(火) 北海道札幌厚別高等学校(札幌市厚別区厚別町山本750-15)
開催日時:令和8年1月28日(水) 北海道札幌北高等学校〔定時制課程〕(札幌市北区北25条西11)
開催日時:令和8年1月29日(木) 東海大学付属札幌高等学校(札幌市南区南沢5条1丁目1-1)
関連資料:WHO(世界保健機関)『自殺予防を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識2023年版』 https://jscp.or.jp/WHO/MediaProfessionals-2023.pdf

PRTIMES

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