公益財団法人金原一郎記念医学医療振興財団は2026年2月17日、基礎医学医療研究に向けた助成金「第10回 生体の科学賞」の受賞者を、筑波大学 生存ダイナミクス研究センター特命教授の深水昭吉氏に決めました。授賞金は500万円で、授賞式は3月5日に東京都文京区の株式会社医学書院で開かれます。

受賞テーマは「アルギニンメチル化酵素による細胞内外連結型恒常性維持の新機構」です。アルギニンメチル化酵素は、たんぱく質に化学修飾(メチル化)を加えて働きを調整する酵素で、同氏はPRMT1を中心に、細胞の内側と外側の状態を連動させて安定(恒常性)を保つ仕組みの解明を目指します。

同賞は1949年創刊の雑誌「生体の科学」の理念に基づき、基礎医学医療研究領域で「独自性」と「発展性」のあるテーマを毎年1件採択し、500万円を助成しています。若手向け助成が増える一方で中堅以降が資金を得にくい状況もあるとして、研究継続を後押しする狙いがあります。

今後は、慢性炎症や加齢性疾患の理解を進め、心血管治療などへの応用展開につなげる方針です。授賞式の参加希望者は財団事務局への連絡が必要です。

【イベント情報】
授賞式名: 第10回 生体の科学賞 授賞式
日時: 2026年3月5日(木)
会場: 株式会社医学書院(東京都文京区本郷1-28-23)
参加: 希望者は財団事務局へ連絡
公式サイト: https://www.kanehara-zaidan.or.jp

PRTIMES

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