岡山大学病院(岡山市北区)の総合内科・総合診療科は2026年2月20日、2021年2月15日に開設した「コロナ・アフターケア外来」の開設5年の診療実績を取りまとめ、約1,300人の対面診療で得たデータをもとに、コロナ後遺症の課題と予後に関する知見を公表しました。公開日は同2月18日です。
外来は、急性期流行の最中に後遺症の全体像が不透明な状況で始まり、単一の臓器だけでは説明しにくい複雑な症状に対し、総合診療医の視点で支援してきたとしています。対象は患者・家族に加え、医療関係者や研究者、地域医療の担い手も想定しています。
研究面では、診療で蓄積した臨床データを基に、ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)やPOTS(体位性起立性頻脈症候群)との関連、酸化ストレス指標による状態の可視化などを並行して進めてきたと説明しました。また、専門領域の連携に加え、県外の後遺症診療施設とのネットワークで情報交換を続けています。
同科は、症状の多様性やリスク因子の理解が進む一方で長期化するケースがあるとして、診療ネットワークを軸に地域で支える医療モデルの構築を進め、知見の共有を継続する方針です。
【関連リンク】
詳細URL(PDF): https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r7/press20260218-1.pdf
岡山大学病院: https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital
岡山大学病院コロナ・アフターケア外来: https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/index377.html
岡山大学病院総合内科・総合診療科: https://okayama-u-genmed.com
