東京発の医療スタートアップAnautは2026年2月24日、手術中の映像から重要臓器・組織をリアルタイムで認識し可視化するAI手術画像認識支援システム「EUREKA」について、臨床導入における最初の海外拠点として台湾を選んだ。外科医の術中判断を支え、解剖構造の把握不足に起因するリスクや合併症の低減を狙う。

EUREKAはコンピュータビジョンと深層学習を用い、手術映像内の臓器や組織を即時に強調表示して参照情報を提示する仕組みだ。創業者の小林直氏は外科医として約10年の臨床経験を持ち、調査では若手外科医のおよそ8割が同種のリアルタイム画像認識支援を認知しているという。

台湾ではBE Healthの支援を受け、PoC(Proof of Clinical Evidence:臨床上の有効性に関する検証)を通じて、臨床検証環境や専門家ネットワーク、規制対応・事業化支援を得る。BE Acceleratorは2018年設立で、台湾の大手医療機関3つと連携し、メンター約100名、指導スタートアップ150社以上、関連資金調達は総額200億ドル超としている。

同社は日本での標準化されたデータ環境での評価を踏まえ、地域ごとに異なる手術環境・臨床フローへの適応を実臨床で検証し、精度や適応領域を高度化する方針だ。今後は国境を越えた臨床検証を深めつつ、米国・欧州市場での規制対応と商業展開を進めるとしている。

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連絡先:satomi.endo@behealthventures.com(担当者:遠藤聡美)

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