トビラシステムズは2026年2月24日、2026年1月(1日〜31日)に同社調査で確認した詐欺電話・詐欺SMSの傾向をまとめた独自レポートを公開しました。1月に新たに迷惑電話番号データベースへ登録された番号は、国際電話番号が67.2%(前月比+12.6%)を占め、携帯電話番号は16.1%(同-7.4%)でした。
詐欺SMSでは、業種やブランドを装う手口の変化が示されました。2025年1月は「宅配・デリバリー」をかたる比率が69.3%、「金融・決済サービス」が22.4%でしたが、2026年1月現在は「IT・テクノロジー」が25.8%(「Apple」を含む)、「SNS・コミュニケーション」が17.2%(「WhatsApp」を含む)といった傾向が出ています。
背景として、警察庁による令和7年の特殊詐欺の認知件数は27,758件、被害額は1,414億円で過去最悪となりました。内訳ではオレオレ詐欺が14,393件で、そのうちニセ警察詐欺が10,696件、被害額974.4億円、オレオレ詐欺に占める割合は74.3%です。同社は約1,500万人が利用する「迷惑情報フィルタサービス」などのデータを基に傾向を整理したとしています。
今後も国際電話番号を悪用した発信や、実在の金融機関・ブランドをかたる詐欺電話/SMSの継続が見込まれます。企業・個人ともに、不審な連絡への対応手順の整備と、被害が疑われる場合の相談行動(#9110など)の徹底が課題になりそうです。
【関連リンク】
詐欺SMSモニター(最新情報): https://smon.tobila.com
特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等(警察庁): https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/sagi.html
Apple(ソーシャルエンジニアリング対策): https://support.apple.com/ja-jp/102568
日本郵便(注意喚起): https://www.post.japanpost.jp/notification/notice/fraud-mail.html
Mastercard(注意喚起): https://www.mastercard.co.jp/ja-jp/personal/get-support/phishing.html
