紛争拡大・激化から4年がたつウクライナで、赤十字国際委員会(ICRC)のピエール・クレヘンビュール事務局長がキーウとリヴィウを5日間訪問し、厳冬下でも続く人道危機の深刻さと国際人道法の尊重を訴えました。最近の大規模攻撃で重要インフラが標的となり、暖房や電力をほとんど使えない人が数百万人規模に及ぶとしています。
事務局長はウクライナ外務省や大統領府の高官、議会人権委員会などと協議し、捕虜への「完全かつ妨げのないアクセス」の確保を重要課題に挙げました。捕虜や消息不明者をめぐる家族の苦痛が長期化しているとして、当局との連携強化を図る姿勢を示しました。
また、キーウ地域臨床病院やキーウ市医療センターの熱傷診療科、リハビリ関連施設、法医学施設を訪れ、負傷者の治療・機能回復支援に加え、遺体の身元確認など「尊厳の確保」が欠かせないと強調しました。ICRCは2014年以降ウクライナで活動し、現在は750人超が現地で支援にあたっています。
ICRCは今後も最も必要とされている支援を届けるとして、民間人保護と重要インフラへの攻撃抑制、捕虜の扱いを含む国際人道法の徹底を、紛争当事者と締約国を含む国際社会に求めていく考えです。
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詳細URL: https://jp.icrc.org/activity/icrc-director-general-millions-ukraine-face-intolerable-suffering
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ウクライナ:紛争拡大・激化から4年、厳冬下で苦しみに耐える数百万の人びと
