HashPort Walletは2026年2月24日18時10分、日本でKilnのOmniVaultインフラを採用し、ウォレット内で完結するオンチェーン利回り運用機能の提供を始めました。日本国内で100万人以上のユーザーを持つ同ウォレットに、Aaveを基盤とするレンディング戦略を組み込みます。

狙いは、低金利下で選択肢が限られるデジタルアセット運用において、外部プラットフォーム利用や資産移動、ポジション管理の煩雑さを減らすことです。ユーザーはウォレットから資産を預け入れ、運用状況をリアルタイムで確認できます。

提供する戦略はAAVE v3 USDC(Base)レンディングとAAVE v3 cbBTC(Base)レンディングです。Aaveの総ロック資産(TVL)は300億ドル超で、預け入れ資産がどの程度プロトコルに集まっているかを示す指標として用いられます。Kilnは主要ブロックチェーンでの委任資産総額が180億ドル超(2025年時点)で、30以上のPoSネットワークに利回りソリューションを展開しています。

今後は、ウォレット内に利回り運用を内包する設計により、オンチェーン利回りへの参加障壁が下がり、リテール層の利用が広がる可能性があります。一方で、DeFiレンディングは市場変動やスマートコントラクトなどのリスク要因もあるため、利用者側の理解と情報開示の充実が普及の鍵になりそうです。

【関連リンク】
公式HP: https://www.kiln.fi

PRTIMES

Share.