大阪府高槻市は2026年2月25日、高槻市梶原(三丁目周辺)で幕末の防衛施設「梶原台場」の発掘調査を行い、堀や石垣などの遺構を初めて確認したと明らかにしました。調査範囲は北側約300平方メートルで、幅約5メートル、深さ約1.5メートル以上の堀が見つかりました。
堀は南北方向から東西方向へ屈曲しており、あわせて石垣2基も確認しました。石垣は花崗岩を用いた「布積み」(石材を整えて水平に積む工法)とみられ、石垣下からは胴木組や木杭列も見つかっています。
梶原台場は文久3(1863)年に外国船の淀川遡上に備えて建設が決まり、勝海舟が設計責任者を務めたとされます。南北約200メートル、東西約300メートル規模とされますが、明治時代の削平で実物の手掛かりが乏しく、絵図中心の把握にとどまっていました。
市は2月28日10時から正午まで現地説明会を開き、成果を公開します。今回の確認結果を基に、台場の位置や平面形態の復元に向けた検討を進める方針です。
【イベント情報】
現地説明会:令和8年2月28日(土曜日)10時から正午まで(小雨決行)
場所:高槻市梶原三丁目
アクセス:阪急京都線上牧駅から南西に徒歩10分
注意:見学者用の駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
問い合わせ:高槻市立埋蔵文化財調査センター 電話:072-694-7562
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高槻市で勝海舟設計の幕末の動乱を物語る梶原台場跡を発見
