認定NPO法人3keys(東京都新宿区)は、北海道大学 発達心理学研究室(代表:加藤弘通)と共同で、10代の投稿データを分析した結果を日本青年心理学会第33回大会の自主シンポジウムで発表しました。分析対象は、10代が主に利用するサイト「Mex(ミークス)」の投稿フォーム「気持ちをはき出す」への投稿で、件数は毎月100件程度です。
分析では、性の悩みは性別や立場によって語られ方・受け止められ方が異なり、「正しい性」を教える性教育や性暴力被害者支援とは別のアプローチが必要だと示唆されました。背景として、10代が性に関心を持ちながらも「自分はおかしいのでは」と感じて相談しづらい実態があるといいます。
自主シンポジウム(会場:国立オリンピック記念青少年総合センター、東京都渋谷区代々木)では、現場の声として性の悩みを話せるまでに3〜4年かかるケースも共有されました。また、相談窓口が女性向けに偏りがちだという気付きから、Mex内で思春期男子の利用を想定した特集記事を公開し、「妊娠させたかも」といった不安に対応できる相談先の情報も整理しました。
今後は、研究と現場の連携で「声にならない声」を可視化し、思春期支援の前提を問い直す方針です。3keysは2026年3月2日開催のセミナーで調査報告や講演を行い、居場所や支援のあり方を多角的に検討するとしています。
【イベント情報】
セミナー名: Child Issue Seminar
テーマ: 「つながりの過剰」と「ひとりの安心」~若者が“つながりを選べる”社会を考える~
日時: 2026年3月2日(月)14:00~17:30 / 会場: 日比谷図書文化館 / 参加費: 会場参加無料(後日、有料アーカイブ有)
申込URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000044455.html
アーカイブ(過去5回分セット)詳細・申込: https://archive5.peatix.com/view
