2月18日、東京都千代田区のTokyo Innovation Baseで「地方自治体インフラAXサミット2026」が開かれ、来場者は267名(事前申込348名)でした。人口減少と担い手不足の中で、インフラ維持管理を「AX」(DXによる整備とAIによる活用)で支える方策が議論されました。

運営に関わった天地人(東京都中央区)によると、自治体職員数は1994年のピーク時から約50万人減少しており、経験と勘といった暗黙知をAIで引き継ぐ必要性が共有されました。1741の自治体がそれぞれシステムを構築・運用する前提のままでは、標準化や共同調達が進みにくいとの課題も示されました。

現場事例として、豊田市では水道管路総延長3700kmを背景に、産官学連携で実証実験を80件以上進めているとされます。磐田市では「宇宙水道局」導入により調査区域の40%で漏水を発見し、導入前比で発見率が6倍になったと報告されました。下水道では大阪市のコンクリート管5万本のテレビカメラ調査データ分析から平均寿命85.9年が示され、橋梁点検で約20億円のコスト削減(玉名市)や、河川1800kmのドローン撮影(福井県)なども紹介されました。

来場者アンケートは有効回答53件(集計期間2月19〜25日)で、次回以降に扱うテーマとしてインフラ老朽化対策の最新技術や自治体間連携、IoT・センサー活用、台帳DXとデータ標準化への関心が挙がりました。各プログラムの詳細レポートは別途公開予定です。

【イベント情報】
イベント名:地方自治体インフラAXサミット 2026
開催日時:2026年2月18日(水)13:00~20:00
会場:Tokyo Innovation Base (TIB) 1階 SQUARE-1(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3)
来場者:267名(参加申し込み:348名)
公式サイト:https://ax2026.lginfra-summit.com

PRTIMES

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