国立高等専門学校機構 宇部工業高等専門学校は2026年2月26日、岩国市神東地先で共同実施した藻場創出プロジェクトが「第3回 全国海の再生・ブルーインフラ賞 みなと総研賞」を受賞したと明らかにしました。2013年から2018年に鉄鋼スラグ製品を用い、約3.4ヘクタールの岩礁性藻場の生育基盤を造成した点が評価対象です。

取組は宇部工業高等専門学校、神代漁業協同組合、岩国市、JFEスチールが連携して進めました。藻場は海藻や海草が育つ場で、水産資源の生息環境を支える「ブルーインフラ」として位置付けられます。創出・拡大した藻場によるCO₂吸収量は6年間で81.4トンと算定されています。

また、算定した吸収量は「Jブルークレジット」として認証し、クレジット化による収益をモニタリング調査や維持管理、追加の藻場造成に充てたとしています。リサイクル資材の活用と環境価値の可視化を組み合わせた継続モデルが、地域連携の観点からも高く評価された形です。

今後は、環境再生とカーボンニュートラル、地域活性化を同時に狙う先進モデルとして、他地域への展開や取組規模の拡大が進むかが焦点になります。

【イベント情報】
授賞式:2月20日/会場:広島港クルーズターミナル
公式HP:https://www.ube-k.ac.jp

PRTIMES

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