日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行・運営するJPYCは、シリーズBラウンドのファーストクローズで総額17.8億円の資金調達を完了する予定だと、2026年2月27日に明らかにしました。リード投資家はアステリアで、複数のファンドや事業会社が引受先として参画します。

JPYCは2025年8月に資金移動業の登録を受け、同年10月に資金移動業型「JPYC」の発行を開始しました。2026年2月16日時点の累計発行額は13億円で、月次平均成長率は約69%としています。日次の資産回転率は流通額の100%超で、口座開設数は13,000件、ホルダー数(ウォレットアドレス数)は8万アドレスに達しました。

資金は、金融機関水準のセキュリティや内部統制を含むシステム開発、Avalanche・Ethereum・Polygonの3チェーンに続くマルチチェーン拡充、AIエージェントなどによるM2M決済の開発環境提供に充てる方針です。加えて、事業開発や法務・コンプライアンス、ブロックチェーン領域の専門人材採用、BtoB送金や将来的なデジタル給与払いを見据えた基盤整備も進めるとしています。

同社は、ステーブルコインが実証から社会実装へ移る局面で、国内決済インフラとしての実需拡大と日本円のデジタル流通での標準的地位の確立を狙います。今後は戦略的アライアンスや新たなユースケースへの投資を通じ、決済・送金・交換などの利用拡大が進むかが焦点になります。

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公式HP:https://corporate.jpyc.co.jp />PR TIMES掲載ページ:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000283.000054018.html

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