アサヒ飲料は2026年2月27日、香川県高松市と「ボトルtoボトルリサイクル協定書」を結び、高松市の家庭から回収された使用済みペットボトルを新たなペットボトルに再生して飲料容器として再利用する事業を始めました。回収ボトルの再生には、物理的に再生するメカニカルリサイクルと、化学的に分解して再生するケミカルリサイクルを組み合わせます。
狙いは、メカニカル工程で発生する残渣が約20%にのぼる点への対応です。この残渣のうち、従来はペットボトル以外へのリサイクルが中心となる残余物が5~10%あるとされ、同社はこの部分もケミカルリサイクルで原料化し、リサイクル率の向上を目指します。
背景には、ボトルtoボトルが石油由来素材で製造する場合と比べてCO2排出量が少ない点があります。メカニカルはコスト面で優れる一方、ケミカルは高品質の再生PET樹脂が得られるため、両手法の併用で資源循環の幅を広げる考えです。残余物※(ペット素材を多く含むパウダー状のもの)も活用対象に含めます。
今後は、手法の組み合わせによりメカニカル単独を上回るリサイクル率を目標に掲げるとともに、環境教育や普及啓発も進め、家庭からの分別・回収の質向上につなげる方針です。
PRTIMES
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香川県高松市と「ボトルtoボトルリサイクル協定書」を締結
