起立性調節障害(OD)と診断された、または疑いがある子どもの保護者126人を対象にした調査で、診断前に「怠け・甘え」と感じて叱った経験が68.2%(よくあった+ときどきあった)に上った。調査は起立性調節障害改善協会が2026年2月17〜27日にインターネットで実施し、3月1日に公表した。

診断前の受け止め方では、不調を「気持ちの問題」とした回答が29.4%、「生活リズムの乱れ」が27.8%だった。受診のきっかけは「朝起きられない状態が続いた」と「めまいなどの不調を訴えはじめた」がともに24.2%で並んだ。

ODは自律神経の乱れで立ちくらみや強い倦怠感、頭痛などが出る一方、午後から回復しやすく、周囲に誤解されやすいとされる。診断後は接し方が「大きく変わった+少し変わった」が82.6%で、現在意識している対応の1位は「体調を優先するようにしている」(25.3%)だった。

協会は、診断を契機に「叱る」から「体調優先」へ対応が移る傾向が見えるとして、家庭や学校での正しい知識と早期診断が、親子の摩擦軽減と回復支援につながる可能性があるとする。

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公式HP:https://odod.or.jp

PRTIMES

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