富士通は2026年3月2日、小売業向けソリューション「Uvance for Retail」の提供開始を明らかにしました。あらゆる業務データを堅牢でセキュアなクラウド上に統合し、AIエージェントなど先進技術を組み合わせて、判断の高度化と業務の自律化を支援します。対象は百貨店、スーパー、コンビニなどの小売に加え、卸売やアパレルのマーチャンダイザーです。

背景には、人口減少や人手不足、コスト上昇、競争激化があります。さらに現場では、業務ごとにシステムが分断されデータが散在し、メーカーや卸によってデータ構造が異なるため横断分析が難しい状況です。その結果、膨大なデータを十分に生かせず、担当者の判断負担が増え、競争力低下につながるとみています。

同社はリテール専門コンサルタントが課題定義とあるべき姿を描き、AIエージェントを組み込んだオファリングを実装・定着まで進める方針です。AIエージェントは人の指示に基づきタスクを代行・提案する仕組みで、業務に根差した自動化を狙います。リテールテックJAPAN2026(2026年3月3日〜3月6日)では、AIエージェント「Watomo(ワトモ)」の展示デモも予定しています。

富士通は小売領域で50年以上取り組んできたとし、グループ会社のGK Softwareやブレインパッドも含めた支援体制を強化します。今後は「Uvance for Retail」を通じ、生活者と働き手の体験の刷新と、サプライチェーン高度化の両面で小売の成長を後押しするとしています。

【イベント情報】
イベント名: リテールテックJAPAN2026
日時: 2026年3月3日(火曜日)から3月6日(金曜日)
会場: 東京ビッグサイト

PRTIMES

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