物流ITのアイディオット(東京都渋谷区)と丸和運輸機関が共同申請した「『フィジカルインターネット』&『スマートボックス+共通かご車』」が、JPIC(一般社団法人フィジカルインターネットセンター)の「フィジカルインターネットアワード2026」パイロットプロジェクト部門で奨励賞を受賞しました。シミュレーション上の試算では、輸送時間48.9%、輸送距離27.8%、トラック台数22.1%の削減を見込むとしています。
評価されたのは、物流の共通化・標準化と最適化を同時に進める点です。物流センターでSIP物流情報標準ガイドラインに準拠したデータ連携を行い、データ連携基盤やTMS(輸配送の計画・管理システム)による配送シミュレーションなどの「デジタル標準化」と、スマートボックス思想に基づく共通オリコン・共通かご車の「フィジカル標準化」を組み合わせ、共同配送・共同利用を実証しました。
背景には、2024年問題とされるドライバー不足や時間外労働規制、燃料費高騰があります。個社最適や人手依存の運用は限界が指摘され、低積載率輸送や帰り便の空車走行がコスト上昇や環境負荷、労働生産性の低下につながっています。アイディオットは2014年11月設立、資本金1億円で、荷主・物流事業者・ITベンダー向けに標準化対応を含む支援を進めています。
今後は、実証で得た知見をもとに社会実装を目指し、取り組みの拡大で物流効率化と課題解決を加速するとしています。食品・日用品に加え、製造業、小売、医薬品、化粧品物流、EC物流などへの展開も視野に入れる方針です。
【関連リンク】
公式HP:https://aidiot.jp
/>丸和運輸機関:https://www.momotaro.co.jp
/>AZ-COM丸和ホールディングス:https://www.az-com-maruwa-hd.co.jp
