レバノンでイスラエルによる爆撃が続き、3月2日以降の死者は217人以上、負傷者は約800人に達した(3月7日時点、レバノン当局)。避難民の増加を受け、国境なき医師団(MSF)は南部やベイルート南部、ベッカー高原などで移動診療所の展開や物資配布を拡大し、国際社会に緊急かつ柔軟に使える資金の拡充を求めた。
MSFはサイダで新設した移動診療所で1日に70件以上を診療し、心理的応急処置も行った。シューフ地方バルジャでは3月6日、数時間で一般診療72件、リプロダクティブ・ヘルス(妊産婦などの性と生殖に関する医療)11件、心のケア13件を実施した。バルジャには避難民が約1万人いると推定される。
支援は物資面にも及び、ベイルートやベッカー、シューフで飲料水35万リットル、毛布や衛生用品キットなど7トン以上を配布した。一方で避難所は過密化し、車中や路上で寝泊まりする例も出ている。ナバティエと南レバノン県では退避要求と安全確保の難しさから、MSFは現地活動を一時停止した。
資金面では、レバノン政府と国連による2026年レバノン対応計画の拠出が14%にとどまり、備蓄不足が課題だ。MSFは当局や関係機関と調整しながら、医療・水・救援物資・心のケアの需要拡大に応じて活動を広げる方針で、各国・支援機関の迅速な資金投入が今後の支援規模を左右しそうだ。
AI生成記事のため誤りを含む場合があります
PRTIMES
PRTIMES
レバノン:全土で避難民が増加し、国境なき医師団は活動を拡大──国際社会は今すぐ対応の強化を
