横河電機は2026年3月13日、Single Cellome™ Unit「SU10」の自動ナノデリバリー/サンプリング技術を用い、外来遺伝子(DNA)を一切使わない植物ゲノム編集として、イネ培養細胞塊(カルス)へのRNP型試薬導入に成功したと発表しました。併せて、同技術を代表的実施形態とする植物ゲノム編集方法で特許(特許第7729509号)を取得したとしています。

実験では、ゲノム編集酵素とガイドRNAを複合化したRNP(リボヌクレオタンパク質)型のゲノム編集用試薬を、SU10でカルスへ自動注入しました。注入量はフェムトリットル(1リットルの1000兆分の1)まで制御可能とし、色素合成に関わるPDS遺伝子を標的に変異を試行しています。委託先で白色化という表現型変化を確認し、遺伝子解析でも配列変化を検出したといいます。

背景には、外来DNAを導入する手法では最終産物からの外来遺伝子除去や確認が必要となり、開発期間が長期化しやすい課題があります。加えて、地球温暖化や食料需要の増加を受け、高収量・耐性作物、栄養価や味の改善に向けた品種改良ニーズが高まっています。市場は2031年に約93億ドル規模との予測も示されました。

今後は、横河電機とインプランタイノベーションズが、特許技術を活用した非独占ライセンス提供、SU10の装置レンタル、実験サポートなどを2026年3月から受託試験サービス向けに開始し、外来DNAを使わないゲノム編集の研究開発基盤の整備と適用拡大を進める方針です。

【関連リンク】
詳細URL:https://www.yokogawa.co.jp/news/press-releases/2026/2026-03-13-ja
製品情報(Single Cellome™ Unit「SU10」):https://www.yokogawa.co.jp/solutions/products-and-services/life-science/single-cellome/su10

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PRTIMES

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