東京観光財団は2026年3月17日、東洋大学の増子美穂教授とKiwiPR合同会社と共同で、東京23区を中心にアートツーリズムの課題と推進方策をまとめました。世界のアートツーリズム市場は2024年に約450億米ドル(約7.1兆円)で、2030年まで年平均約3.0%の成長が見込まれます。

一方、東京都の令和6年調査では、訪都目的に「美術館・博物館の訪問」を挙げた割合は約20%でしたが、データ分析では実際に来館した人は約5.3%にとどまりました。関心はあるのに体験につながりにくい点が課題として示されています。

分析は、概念整理、アート資源の可視化とソウル比較、識者11名へのインタビュー、おでかけウォッチャーやTHE TOKYO PASSなどのデータ分析を踏まえて行われました。背景として、情報発信の弱さ、常設展の弱さ、上野など特定エリアへの偏在、情報の一元化不足が指摘されています。

今後は、エリア単位での「物語化」により点在資源を面として回遊させること、信頼できる唯一の入口となる情報集約、キャンペーン型の展開で都市型アートツーリズムを定番化することが焦点です。施設間連携やナイトタイム強化など都市の仕組み整備を通じ、外国人旅行者の体験拡大を目指します。

【関連リンク】
共同研究報告書:「東京のアートツーリズムの可能性~東京のポテンシャルを最大化する戦略の考察~」
公式HP:https://www.tcvb.or.jp/jp

AI生成記事のため誤りを含む場合があります

PRTIMES

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