MiZ(神奈川県鎌倉市)は2026年3月17日、低濃度の水素ガス吸入が脳卒中(主に脳梗塞)後遺症の抑制・改善に寄与する可能性があるとして、特許取得や学会報告、臨床研究・症例報告を根拠に紹介しました。あわせて、高濃度水素吸入器の爆発リスクにも注意を促しました。
同社は、脳梗塞後の虚血再灌流障害で発生するヒドロキシルラジカル(•OH)が細胞障害や炎症に関与すると説明し、水素が•OHと反応して水(H₂O)になり得る点を根拠に挙げました。分子が小さく細胞膜を通りやすいこと、反応後に残る生成物が水であることも、安全性・実用性の論点にしています。
根拠として、中国の急性脳梗塞患者200人を対象に、水素濃度3%を1日1時間×2回、2週間吸入した群と、標準治療としてエダラボン30mgを用いた群を比較した臨床研究を紹介しました。慢性期では、同社装置で水素濃度6.0〜7.5%を用いた2名の症例報告(学会発表)も挙げています。
一方で、水素は空気中濃度が10%を超えると爆発し得る特性があるとして、高濃度吸入器での重大事故例や関連論文(DOI: 10.1177/09246479251414573)に触れ、低濃度療法と安全設計への転換を呼びかけました。今後は、低濃度水素を「できるだけ頻繁に、できるだけ長時間」吸入する運用の重要性を訴えつつ、安全な水素の生体利用を「Smart Medicine」として提唱し、啓発を続けるとしています。
【関連リンク】
論文オリジナルURL: https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/09246479251414573
ガイドブック配布: https://e-miz.co.jp/pressrelease/pressrelease15.html
公式HP: http://www.e-miz.co.jp/index.html
