貿易DXを手がける株式会社Shippio(東京都港区)は、「DXイノベーション大賞2025」ベンチャー部門で審査員特別賞を受賞しました。表彰式は2026年2月27日、虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された「オムニチャネルDay」内で行われました。現場のドメイン知識とAIを組み合わせた取り組みが評価されたとしています。
受賞理由として、AI通関クラウド「Shippio Clear」の開発・実装による業務効率化が挙げられます。同サービスはAI-OCRで書類情報を読み取り、精度は97%とされます。金額・数量の自動計算やNACCS形式(通関手続きで用いる標準データ形式)への自動変換などにより、全体の業務工数を70%削減し、確認作業は従来比で1/10に短縮したといいます。提供開始は2025年9月でした。
背景には、貿易・通関が紙書類や属人的な経験に依存しやすい一方、通関件数が2016年から2024年に約8倍へ増加するなど、業務負荷が高まっている課題があります。Shippioは通関会社の協和海運株式会社を2022年にM&Aでグループ化し、現場と共創する形で「Shippio Clear」を共同開発し、関係者連携を進めるプラットフォーム展開も進めています。
今後は「Shippio Clear」と「Shippio Platform」を通じ、荷主やフォワーダー、通関、倉庫など周辺事業者を含む貿易業界全体でのAI活用とDX推進を継続するとしています。
【関連リンク】
アワード詳細・受賞結果: https://dxmagazine.jp/news/dxin26
Shippio Clear: https://service.shippio.io/clear
Shippio公式サイト: https://www.shippio.io
会社情報: https://www.shippio.io/corp
