NEDOは2026年3月18日、ペロブスカイト太陽電池などのフレキシブル太陽電池を用いた太陽光発電システムの設計・施工ガイドラインを公開しました。対象読者は導入を検討する事業者や需要家、設計者、施工関係者です。
作成には国立研究開発法人産業技術総合研究所、一般社団法人構造耐力評価機構、一般社団法人太陽光発電協会が参画し、建築・電気分野の既往の規基準や指針などの文献を整理しました。荷重・耐力設計、フレームレスなどの設置方法、材料の燃焼性といった観点から、要求事項と注意点をまとめています。
背景には、太陽光発電の導入拡大に伴う適地不足に加え、地域との共生課題や自然災害による被害の発生があります。柔軟・軽量なフレキシブル太陽電池(ペロブスカイト、CIS、有機薄膜、薄型結晶シリコンなど)は設置先の選択肢を広げ得る一方、構造設計の知見が十分でなく、情報整理が求められていました。なお、主な対象は建物設置型で、畜舎・園芸施設や建物内部(室内)などは対象外です。
今後は、風荷重・雪荷重に対する構造安全性や、燃焼試験・破壊試験などによる電気安全性評価を進め、結果を踏まえて随時改訂するとしています。関連事業は2025年度~2029年度で進め、遅くとも2027年度に改訂版の公表を想定しています。
【関連リンク】
詳細URL(フレキシブル太陽電池を利用した太陽光発電システムの設計・施工ガイドライン):https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP2_100439.html
詳細URL(太陽光発電システムの信頼性・安全性向上に関するガイドライン):https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP2_100397.html
事業概要URL(太陽光発電導入拡大等技術開発事業):https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100337.html
