2025年12月3日、京都の中小企業3社でプロサッカー選手が職場体験に参加する新プログラムが始動しました。おこしやす京都ACとIndi Worksが連携し、体験の記録を採用コンテンツとして活用して企業の認知向上と採用活動の効率化を図ります。第1弾はインテリア・ホソイ、山下建設、美馬資材工業で、野田・森山・伊東の3選手が現場で実務に触れました。
野田選手は壁紙貼りなど精密作業を体験し、1ミリ単位の精度が求められる職人技を学びました。森山選手は建物の骨組みや内壁の工程を見学し、各工程の重要性を確認。伊東選手はダンプ運転や油圧ショベルの操作に挑戦し、重機の繊細なコントロールを体感しました。これらの体験は求人記事や動画などの素材として整理し、企業の“仕事の中身”を可視化して伝えます。
人材確保が難しくなる中小企業では、仕事の実像を示す体験型マーケティングが関心を集めています。本施策は、若年層に届きやすいスポーツの影響力と地域産業の魅力を組み合わせるもの。採用支援サービス「採用できるくん」を展開するIndi Works(設立2020年、資本金30万円、京都市)が設計し、クラブは京都から2つ目のJリーグ入りを目指します。
今後は参加企業と業種の拡大を見込み、応募数や認知度の変化など定量指標で効果検証を進めることが課題です。地域産業の可視化とミスマッチの低減につながるか、継続的な運用と発信の質が成否を分けそうです。
【プログラム関連情報】
実施企業(第1弾) インテリア・ホソイ/山下建設/美馬資材工業
参加選手 野田・森山・伊東(おこしやす京都AC)
企画運営 株式会社Indi Works(京都市下京区)
設立 2020年10月
資本金 30万円
事業 中小企業向け採用支援/採用DX研修
Indi Works 公式サイト https://indi-works.com/
source: PR TIMES
