ニッセンレンエスコート(札幌市中央区)は、現地決済型ふるさと納税サービス「ふるまちPay」を導入する自治体のPR情報を、同社クレジットカード会員向けメールマガジンに無料で掲載する広報支援を始めました。掲載費用は不要で、寄付拡大と利用促進、地域経済の活性化を狙います。
同社は、ふるまちPayの普及により寄付だけでなく観光消費の増加にもつなげたい考えです。一方、自治体側には周知手段の不足や広報予算の制約があり、観光客や関係人口へのリーチ強化が課題だとして、カード会員ネットワークを使った無償の発信枠を用意しました。
掲載する内容は、季節イベント、観光の見どころ、地域産品や名店、観光キャンペーンなど、ふるまちPayと親和性が高いテーマを想定しています。自治体の提出物は紹介文・画像・リンク先に絞り、作業負担を抑える設計です。今後は導入自治体との連携を深め、地域クーポン事業や窓口のキャッシュレス化、法人カード導入などの支援メニュー拡充も進める方針で、自治体向けサービスサイトを2026年春に公開予定です。
