アイシンは2026年1月6日、吉田守孝社長の年頭挨拶要旨を公表し、次の3年で“移動の価値”を創造できる会社を目指す方針を示しました。強みとするフルラインアップの駆動ユニットと、世界150の生産拠点をさらに強化し、不確実な環境でも対応力を高めるとしています。電動化ではHEV・PHEV・BEV向けユニットを揃え、BEV向け第2世代eAxleを2025年に市場投入したうえで、BEV市場の減速傾向があっても開発ペースは落とさない考えです。知能化は統合制御や車室内外センシング、地図・先読み情報、データ解析をハードウェアと組み合わせ、システム商材として製品化を狙います。生産面は通商・経済安全保障の変化を踏まえ、現地生産化を推進し、日本・北米・インド・南米を攻めの地域として体制を強化します。人的資本投資も継続し、BS改革など基盤強化と構造改革で「量から質」へ収益力を転換し、2030年に向けた成長原資を確保する見通しです。

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