アトム法律グループは2025年11月27日、東京大学本郷キャンパスで開かれた東京大学法学部緑会委員会主催の「法曹講演会」に登壇し、弁護士実務とキャリアを学生向けに解説した。登壇者は代表弁護士の岡野武志氏と、東大法科大学院出身で新宿支部の松井浩一郎弁護士。講演では市民の法的トラブルに対応する「マチ弁(町弁)」の現場として、刑事事件・交通事故・離婚・相続の4分野を取り上げ、刑事では示談や不起訴獲得までの流れ、交通事故では提示額50万円が2,000万円超に増額した事例など数値を交えて説明した。あわせて、入所1年目から相談~示談交渉~法廷まで一貫担当する育成方針や、AIで定型業務を効率化して報酬に反映するモデルを紹介し、年収実績として1年目1,080万円、2年目以降のアソシエイト平均1,890万円を提示。今後はAIで事務負担を下げ、接見や交渉など人にしかできない業務へ比重を移す働き方が広がる可能性がある。

source: PR TIMES

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